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パナマ ボケテ ハシエンダ ラ エスメラルダ エル ベロ農園 ラウリナ ナチュラル [2024 BOP ヴァラエタル No. 5]

セール価格¥6,685

フレーバー | セイロンシナモン、ハニー、ピーチ、ダイナソーエッグ、スイートオレンジ、トフィー

甘さの表現|ほぼキャンディ

焙煎度合い|浅煎り

重量|45g アルミニウム缶入り

地域|ボケテ

品種|ラウリナ

精製方法|ナチュラル

標高|1650-1900m

このロットは、2024年BOPコンペティションのバラエティ部門で91.38点を獲得し、5位にランクインしました。また、同部門で2番目に高い入札額を記録し、今年最も期待されるノンゲイシャワインの一つとなりました。

【エル・ベロ農園について】

エル・ベロは2012年にアシエンダ・ラ・エスメラルダが取得した高地の実験農園で、パナマ・ボケテのハラミージョ地区に位置します。火山性土壌、冷涼な気候、安定した日照に恵まれ、品種革新と風味研究の中心地として活用されています。ここでは、市場性と独自の風味を備えた次世代コーヒー品種の発見に注力しています。

エル・ベロで栽培される実験品種の中でも、ラウリナ(ブルボン・ポワントゥ)は特に有望です。高地で育つラウリナは、繊細な風味、柔らかな酸味、シルキーな甘みを併せ持ち、エレガントで複雑な味わいを楽しめます。ブティック品質と低カフェインという希少性を兼ね備え、小規模な試験栽培とマイクロバッチによる生産後の評価を通して、真に「妥協のない」低カフェイン・スペシャルティコーヒーの市場提供を目指しています。

ラウリナに加え、エル・ベロではパカマラ、SL34、カトゥアイなどの代表的品種も栽培。また、400以上のCATIE試験圃場を保有し、エチオピアの在来種やサルチモールシリーズ、新興のF1交配種も網羅。これにより、将来の品種ポートフォリオの構築と、独自の風味や市場性を備えたスター品種の発掘に取り組んでいます。

【ラウリナについて】

ラウリナ(ブルボン・ポワントゥ)は、小粒のブルボンコーヒーから自然発生した矮性突然変異種です。豆の目開きは約14mmで、先端が尖っているのが特徴。低い枝が密集するクリスマスツリー状の樹形で、日陰栽培にも適しています。

カフェイン含有量は通常のアラビカ種の約3分の1と低く、低カフェインコーヒーを好む消費者に最適です。一方で、栽培は難しく、苗の初年度死亡率が30%に達する場合もあります。カフェインが少ないことで害虫や病気に弱く、安定した生育環境や細心の管理が必要です。耐乾性についてはまだ研究段階ですが、日陰栽培による品質安定化が一般的です。

栽培コストや手間は高いものの、ラウリナはエレガントで繊細な酸味と爽やかな甘みを持ち、スペシャルティコーヒー市場で希少かつ人気の品種となっています。健康志向や洗練された風味を求める消費者に魅力的な、ナチュラルで低カフェインの選択肢です。

【ベスト・オブ・パナマ(BOP)コンペティションについて】

 ベスト・オブ・パナマ(BOP)コンペティションは、世界のスペシャルティコーヒー業界で最も影響力のある大会の一つです。1996年の創設以来、特にゲイシャコーヒーの象徴として注目されてきました。主催はパナマコーヒー生産者輸出業者協会(SCAP)で、公開入札を通じて生産者の評価と経済的価値を高めることを目的としています。

2004年、ゲイシャコーヒーが初登場し、ハシエンダ・ラ・エスメラルダのゲイシャは独特のフローラルな香りと鮮やかな酸味で優勝。その後、世界的に高額入札を記録し、パナマコーヒーのブランド力を確立しました。

BOPは3段階で進行します。

  1. コーヒーの選定:生産者がサンプルを提出し、予備カッピングを経てコンテストに進出。

  2. 審査:国際審査員団がSCA基準に基づきブラインドテイスティングで評価。

  3. 公開入札:優勝コーヒーはオンラインで入札され、高値で落札されることでパナマ産コーヒーの希少価値が浮き彫りに。

BOPは単なるコンテストにとどまらず、地元生産者の技術向上、国際的なブランド確立、高額入札による経済的利益、地域社会への貢献など、多方面でパナマコーヒー産業に大きな影響を与えています。

プレミアムエイジレスボトル

プレミアムエイジレスボトルとは、焙煎したコーヒー豆の鮮度をもっとも効率よく保つためTASTER'S COFFEEが考案したオリジナル商品です。
コーヒーのことを考え抜いた先にこのアルミ缶に辿り着きました。

空気を完全密閉

缶詰と同じ充填工程により、完全に密封された状態を実現。水圧試験では、遮断性(バリア率)100%でクリア。

サステナビリティ

アルミ缶は100%再利用でき、再生サイクルもわずか60日以内に実用可能になる最もサウティナブルなの容器のひとつです。

CO2排出量を削減

イギリスのカーボン・トラストの報告書によると、アルミ缶の二酸化炭素排出量はガラス缶の半分

無味無臭

アルミ缶は無味無臭、コーヒー豆の風味に影響せず、硫化物や重金属などの懸念もありません。