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パナマ ボケテ ハシエンダ ラ エスメラルダ ゲイシャ ウォッシュド [JH スペシャル プロセッシング アドバンス -- LA FLOR シリーズ]
フレーバー | ベルガモット、オレンジ、ライム、ジャスミン(天然香料入り緑茶)、ユズ
甘さの表現|キャンディ
焙煎度合い|浅煎り
重量|45g アルミニウムボトル入り
地域|ボケテ
品種|ゲイシャ
精製方法|ウォッシュド
標高|1600~1800m
【JHポストプロセッシング・アドバンスドコーヒーについて】
アドバンスドコーヒー株シリーズは、2018年よりシンガポール国立大学の魏佳利教授との産学連携を通じて開発されました。
私たちは卓越した官能評価に基づき、世界各地の生産国・地域から、際立った風味を持つコーヒーを厳選しています。これらの株は魏教授の研究チームと共有され、教授は豊富な専門知識と実験技術を駆使し、数多くのサンプルを繰り返し検証することで、風味・口当たり・甘味を最大限に引き出す優れた株を特定しています。
JHスペシャルプロセッシングアドバンスは、JH独自の基本プロセスに、世界各地の生産地域から選び抜かれたプレミアム株を組み合わせたものです。
後処理の工程では、地域ごとの微生物の特性に注目し、コーヒー副産物を活用して栄養素を供給しながら、発酵環境を整え、時間を丁寧に管理しています。
このアプローチにより、発酵中の生豆の糖分を守りながら、安定した発酵を実現。微生物の働きを最適にコントロールすることで、長期発酵による品質低下を防ぎます。
また、微生物の力と、それぞれの地域が持つ品種・気候・地理環境が融合することで、独特で芳醇な風味が生み出されます。
【ハシエンダ・ラ・エスメラルダについて】
ハシエンダ・ラ・エスメラルダは、1940年にスウェーデン出身のハンス・エリオットが、パルミラとカーニャス・ベルデスの土地を統合して設立しました。
その後、1967年にスウェーデン系アメリカ人の銀行家ルドルフ・A・ピーターソンが土地を取得し、当初は牧畜業を営んでいました。
1980年代半ば、ボケテ地方の豊かなコーヒー栽培の伝統を背景に、ピーターソン一家はコーヒー栽培へと転身。
そして1997年、バル火山の山腹に位置するハラミージョ地区に農地を取得し、偶然植えたゲイシャ種の木が、世界的な名声への道を切り拓くことになります。
2004年のBOP(Best of Panama)コンペティションをきっかけに、ハシエンダ・ラ・エスメラルダは世界のスペシャルティコーヒー業界で一躍注目を集めました。
ピーターソン夫妻は、農園の各エリアから収穫した豆を個別のバッチに分けて発酵・テストするという、当時前例のない手法を採用。
その中から、ハラミージョ高地で収穫された豆が圧倒的な香りと味わいを示し、出品したゲイシャはBOPオークション史上最高額を記録しました。
この出来事を機に、「エスメラルダ・ゲイシャ」は世界最高峰のコーヒーとして名を馳せることになります。
現在、同農園はハラミージョ、エル・ベロ、カーニャス・ベルデスの3つの主要農地を所有し、卓越した品質と持続可能な運営で高く評価されています。
2011年には独自の「マイクロロット・ゲイシャコーヒー・オークション」を立ち上げ、スペシャルティコーヒーの新たな基準を打ち立てました。
【環境への取り組み】
ハシエンダ・ラ・エスメラルダでは、自然との共生を大切にし、持続可能な農業を追求しています。
資源の循環利用と土地保全
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水管理:発酵で使った水を再利用し、サゴヤシの自然ろ過を通して浄化。土壌の健康を守りながら、水資源の無駄を減らしています。
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有機堆肥化:果皮やパーチメントなどの副産物を堆肥にして畑に還元。化学肥料への依存を減らしています。
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無農薬農業:ミツバチや蝶などの花粉媒介者を守るため、農薬や除草剤は使用せず、手作業で除草を行っています。現在は有機殺菌剤の導入も進め、完全有機栽培を目指しています。
再生可能エネルギー
3つの水力発電所を運用し、農園のエネルギー需要を自給。河川や生態系を保護しながら、低炭素で環境に優しい生産体制を維持しています。
自然保護区の管理
広大な自然保護区を維持し、在来の鳥や動物の生息地を保全しています。
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カーニャス・ベルデス:240haの保護区+50haの農園
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ハラミージョ:68haの保護区+60haの農園
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エル・ベロ:157haの保護区+40haの農園
【社会と人への貢献】
ハシエンダ・ラ・エスメラルダでは、従業員を大切なパートナーと考え、公正な待遇と安心して働ける環境を整えています。
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正社員:競争力のある給与とインセンティブ、子どもの教育支援制度を提供
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季節労働者:平均以上の賃金、収穫期ボーナス、無料の住居・食事・保育を提供
- 医療支援:従業員と家族の健康を守るため、必要に応じて医療補助を実施
【教育と地域社会への支援】
パトリシア・プライス・ピーターソン財団(PPPF)
1964年、ルドルフ・A・ピーターソンが亡き妻パトリシアを偲んで設立した財団です。
中米地域の教育や福祉を支援し、特に社会的に弱い立場の人々の生活向上と機会の創出に取り組んでいます。
小学校から大学まで幅広い学生に奨学金を提供し、サモラノ大学やINCAEビジネススクールと連携して、アグリビジネスや環境分野を志す若者を支援しています。
ボケテ図書館財団
PPPFの支援を受けて設立された図書館財団は、教育・芸術・文化の発展を通して地域の活性化を目指しています。
図書館とコミュニティパークを運営し、子どもから大人まで誰もが学び・交流できる場を提供しています。
【未来へつなぐコーヒーづくり】
ハシエンダ・ラ・エスメラルダは、最高級ゲイシャコーヒーの象徴であると同時に、環境保全・従業員支援・地域貢献においても世界の手本となる存在です。
自然と人が調和する持続可能なコーヒーづくりを通して、私たちは未来の世代に受け継がれる価値を創造しています。
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プレミアムエイジレスボトル
プレミアムエイジレスボトルとは、焙煎したコーヒー豆の鮮度をもっとも効率よく保つためTASTER'S COFFEEが考案したオリジナル商品です。
コーヒーのことを考え抜いた先にこのアルミ缶に辿り着きました。
