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台湾 嘉義 鄒築園 阿里山 ゲイシャウォッシュド [JH特殊加工 ADVANCED -LA MIELシリーズ]

セール価格¥3,147

フレーバー|黄桃、オレンジブロッサム、金萱烏龍茶、ゴールデンシュガー、スイートオレンジ      

甘さの表現|キャンディ寄り

焙煎度合い|浅煎り~中煎り    

重量|45g アルミニウム缶入り

地域|台湾

品種|ゲイシャ

精製方法|ウォッシュド

標高|1350m

【JHスペシャルプロセッシングADVANCEDについて

ADVANCED Strain Series」は、2018年よりシンガポール国立大学・魏佳利教授との産学連携によって開発された特別なシリーズです。
JH
の持つ感覚的な専門知識を活かし、世界各地のコーヒー生産地から、際立った風味をもつ豆を厳選。魏教授の指導のもと、数えきれないほどのサンプルテストを重ねることで、香り・口当たり・甘みのバランスに優れたコーヒーが生まれました。

JHスペシャルプロセッシング ADVANCED」は、JHの基本プロセスに、各産地で選び抜かれたプレミアム品種を組み合わせたものです。
このプロセスでは、発酵に関わる現地の微生物の働きに注目し、コーヒー副産物を利用して栄養を補いながら、発酵環境と時間を丁寧にコントロールします。
その結果、豆の糖分が過度に失われるのを防ぎ、微生物の力を最大限に引き出しながら、透明感と奥行きのある味わいを実現しています。
さらに、地域ごとの品種や気候、風土が微生物の特性と結びつくことで、唯一無二の個性をもつ風味が生み出されます。 

【鄒築園】

鄒築園と聞けば、阿里山の情熱的な生産者、方正倫氏の名を思い浮かべる方も多いでしょう。
正倫氏は学生時代を台北で過ごし、約10年の留学生活を経て故郷・阿里山に戻りました。そこで家業の茶園と蘭園を手伝う中、偶然コーヒーと出会います。
初めて見た真っ赤なコーヒーチェリーを口にしたとき、想像していた苦味ではなく、甘くフルーティーな味わいが広がりました。この驚きが、彼のコーヒー人生の始まりです。

当時、台湾ではコーヒー栽培に関する情報がほとんどありませんでした。それでも正倫氏は独自に研究を重ね、2007年の古坑コーヒーコンテストで初代チャンピオンに輝きます。
その後、父と共に旧製茶工場を改装し、2009年に「鄒築園」をオープン。しかし、開店直後に台風が直撃し、観光客が激減しました。
それでも彼は諦めず、山を下りて市場やイベントに出店し、阿里山コーヒーの魅力を一人でも多くの人に伝え続けました。

その努力の中で、海外講師によるコーヒー加工講座を受講し、新たな知識を得ます。2012年には再び複数の大会で優勝を果たし、以降も常に挑戦を続けています。
「コンテストに出場するのは、順位のためではありません。客観的な評価を通じて、自分の豆の品質を確かめるためです」と語るその姿勢は、阿里山のコーヒー文化を大きく前進させました。

彼の取り組みは地元農家にも影響を与え、若い世代の育成にもつながっています。
いまや阿里山コーヒーの名が知られるようになったのは、彼の情熱とたゆまぬ努力の結果と言えるでしょう。

【正倫のコーヒー・ブループリント】

「農園管理こそが品質のすべての原点」
それが、方正倫氏の揺るがない信念です。
高品質なコーヒー豆こそが、もっとも力強いストーリーテラーであり、ブランドの核だと考えています。

現在、彼の農園では複数の品種が栽培されており、正確な品種情報を保つために、海外の研究機関へ自費で遺伝子検査を依頼しています。
「どんなに優れたブランドやデザインでも、安定して良い豆をつくるには、農園レベルでの技術革新が欠かせません」と彼は言います。

阿里山の高地は、標高や気温差などの自然条件に恵まれ、甘みと複雑さを備えたスペシャルティコーヒーづくりに理想的な環境です。
近年では、茶園をコーヒー農園へと転換する動きも広がっており、地域全体で新たな挑戦が続いています。

正倫氏は、台湾の農業技術は世界に誇れるものだと信じています。
政府が台湾の風土に合った品種改良に取り組めば、台湾産コーヒーはきっと国際的に認められると、その未来を見据え、彼自身も品種改良や交配実験に取り組んでいます。
嘉義県コーヒー産業発展協会の会長としても、多くの農家を支援し、教育プログラムやカッピング会を通して技術共有を進めています。

土地は狭く、生産量は決して多くはありません。
それでも、彼の情熱と努力によって、阿里山コーヒーは確実に「世界に誇れる台湾の味」へと育ちつつあります。

プレミアムエイジレスボトル

プレミアムエイジレスボトルとは、焙煎したコーヒー豆の鮮度をもっとも効率よく保つためTASTER'S COFFEEが考案したオリジナル商品です。
コーヒーのことを考え抜いた先にこのアルミ缶に辿り着きました。

空気を完全密閉

缶詰と同じ充填工程により、完全に密封された状態を実現。水圧試験では、遮断性(バリア率)100%でクリア。

サステナビリティ

アルミ缶は100%再利用でき、再生サイクルもわずか60日以内に実用可能になる最もサウティナブルなの容器のひとつです。

CO2排出量を削減

イギリスのカーボン・トラストの報告書によると、アルミ缶の二酸化炭素排出量はガラス缶の半分

無味無臭

アルミ缶は無味無臭、コーヒー豆の風味に影響せず、硫化物や重金属などの懸念もありません。